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源氏物語千年紀(ミレニアム)記念コンサート

源氏物語千年紀(ミレニアム)記念コンサート「石井祥子 源氏物語を歌う ~めぐりあひて~」
源氏物語の中で詠まれている多くの和歌にメロディをつけて歌う。
シャンソン歌手石井祥子氏と和歌とのめぐりあいが、平安時代の雅な世界を
現代によみがえらせ、源氏物語の新しい魅力を引き出す、コンサートがあった。
シャンソン歌手 石井祥子となかにし礼 の意外な関係を発見。
以下は「徹子の部屋」から抜粋。
源氏物語千年紀(ミレニアム)記念コンサート_e0079857_22192529.jpg
なかにし礼 作詞家はラブレターから、シャンソン歌手石井祥子と出会う。
その出発点は20歳。
立教大学の学生でシャンソン喫茶のボーイをやっている時のエピソードを淡々と披瀝。
アテネフランセでフランス語も齧っていた。その喫茶では、シャンソン歌手が実際に
歌って聴かせるショーが行われていた。
そのとき、石井祥子という歌手が歌っていた。美しく可愛いと思って、想いの丈を綴った
手紙を渡した。その度胸というか、情熱があった。
本当はボーイが自店の歌手にチョッカイ出すのは禁じられているはずなのに、
そういう行為に走るなかにし礼、この人はどういう神経しているのだろうか。
自分の人生にプラスすると考えれば、よその家から枝に実る柿をちょっと失敬、
そのぐらいの飛躍ができる人のようだ。チャンスはそうやって得ていくのかもしれない。
待っていても、幸運は来ない。
ラブレターを受取ったシャンソン歌手、石井祥子は、センスがあるんだね。
若い坊やみたいな、なかにし礼を呼んで、「こんな手紙、失礼だ」とは言わなかった。
ボーイである「なかにし礼」はこの恋は実るとは期待はそうはできないだろうことは
彼もわかていたのかも、傷ついてもいい、「ヘタな鉄砲も、数打ちゃ当る」くらいの精神だろうか。
「あなたの手紙、詩的で面白い。
ついては、訳詩(訳詞)をやってみない?」とヒョウタンから駒だった。
失恋の代償に仕事が舞い込んできた。そのシャンソン歌手石井祥子という人は不思議、
ラブレターの文章を見て、訳詞ができると思うその感覚は特異だ。
きっと若く見えても、かなり歳の差があったのかも。なかにし礼は20歳だった。
日本のシャンソン界は、活動が活発で、フランスから楽譜を取り入れ、ドンドン日本語に
訳して歌い広めようとしていた時期だった。アルバイトをしながら、
フランス語を習っていたから、辞書があれば、なんとか意味がわかる実力は
あったので、引き受けた。
やってみたら、結構評判がよくて、その後、ドンドン仕事が来た。そのころ、
ボーイの時給が23円で、一日10時間働いても、一ケ月フルに働いても
7000円~8000円にしかならなかった。
(黒柳徹子「NHKで一時間56円だったんです」)その当時は、
「13800円」というフランク永井のうたが流行していた。
大卒初任給が一万円くらいだった。
訳詞をやって、一曲で500円もらった。これは肉体労働から抜けられるチャンスだと思った。
時給23円で残業しても、生活はそんなによくはならない。
その当時住んでいたアパートは、隣りの部屋を二つに分けた3畳の間に住んでいた。
こちらの戸を開けると隣りの部屋が閉まるような、構造であった。
布団を出すと、ゴキブリがゾロゾロと出てくるので、薬局でDDTを買ってきて、
布団を敷いたあとに布団周りにディディティをグルーっと撒いて、そうして寝た。
湿気で波打つような畳で、窓を開けるときは、開けますと言わないと、
隣が顔出していると首をはさんでしまうから、要注意だった。
夜家に帰ってきてから、30燭光の裸電球の下で、鉛筆なめなめ作詞をした。
そして一晩で500円をもらう生活を続けた。このシャンソンの訳詞は注文が続いた。

源氏物語千年紀(ミレニアム)記念コンサート_e0079857_22235296.jpg石井祥子
東京都出身。
国立音楽大学声楽科卒業。
NHKオーディション合格後シャンソン歌手、作曲家。
1971年作曲家として〈古賀新人賞〉、72年には〈古賀賞〉を受賞している。
98年、ライフワークである「石井祥子、百人一首を唄う」。
〈第40回日本レコード大賞企画賞〉を受賞。
04年『石井祥子100年祭』を開催。
by fyaeko | 2009-01-09 22:11 | イベント